ACTIVITY
活動内容
2021.07.01
共生と循環
#共生社会の推進
動物にも人にも優しいまちへ。千葉市が描く動物行政のあるべき姿
動物は、人類にとって利用の対象であると同時に、かけがえのない伴侶であり、大切に扱われるべき存在です。一方で、適切に管理されなければならない対象でもあります。近年、ペットを飼う人が増え、犬と猫の飼育頭数は2,600万頭を超えるとされていますが、その一方で動物に関わる社会問題も増加しています。
動物にまつわる社会問題とは?千葉市が描く動物行政のあるべき姿

・野良猫によるフンなどの苦情
・悪臭・不衛生な環境
・多頭飼育の崩壊
・悪質な動物虐待
・一部のペット業者による不適切な飼育
これらの問題を未然に防ぐため、本市では適正飼養の啓発や、命を引き受ける責任について理解を深める取組を進めています。しつけ方教室の開催や、飼養ガイドラインの配布などが行われています。
千葉市が描く動物行政のあるべき姿は動物の遺棄や虐待がなく、動物が適正に飼養され幸福に暮らせること。そして、動物による被害や迷惑のない状態を維持し、人の快適な暮らしと動物愛護が共存する社会の実現です。このような動物行政が実現できれば、動物保護指導センターに収容される動物数の減少や、センターに収容された動物の譲渡促進につながります。
譲渡会について
本市では、センターを含め複数の譲渡会が開催されていますが、現状では開催者ごとに譲渡基準が異なっています。
小坂さとみの提案
新しい飼い主に適切な情報を提供するため、市として譲渡会の基準を作成し、均一で適正な譲渡会を実施すべきです。
統一すべき項目
・健康状態や気質評価
・社会性の合格ライン
・ワクチン接種や避妊・去勢手術の実施状況
環境省は、譲渡会で最も大切なのは「譲渡数を増やすこと」ではなく、模範的な飼い主を増やし、再びセンターに引き取られる動物を減らすことだと示しています。
多頭飼育崩壊について
多頭飼育崩壊とは、飼い主が適正に飼育できる数を超えて動物を飼い、経済的・生活的に破綻し、飼育が困難になる状況を指します。背景には、経済的困窮、高齢による認知症、精神・知的障害、社会的孤立など、複合的な問題があります。
飼い主の傾向
高齢者、困窮世帯、独身者など
心理的な要因として、家族の死や仕事の喪失など、大きな喪失体験が引き金になる場合もあります。不衛生な環境で多数の動物が飼育されることで、飼い主や動物の健康被害、悪臭による近隣トラブルなど、地域全体に影響が及びます。
また、多頭飼育崩壊の発見者は、訪問介護士やあんしんケアセンターなどの社会福祉関係者が多く、発見しても「どのように対応すればよいかわからない」という声があります。
小坂さとみの提案
早期発見が重要であるため、社会福祉関係者やボランティアとの連携体制を構築し、あんしんケアセンター管理者会議での情報共有を依頼しました。
また、早期発見だけでは不十分であり、行政、高齢福祉、精神福祉、児童福祉、警察、地域が役割を明確にし、長期的に寄り添う支援が必要です。飼育者の背景には複雑な家庭内事情があることも多く、無理な対応は心理的負担を与えるため、信頼関係の構築が不可欠です。
悪質なペット業者への対応
一部のペット事業者には、動物をモノとして扱う行為、不衛生で劣悪な環境での飼育、未成熟な動物の販売などが見られ、多頭飼育崩壊につながるケースもあります。国の補助事業である「重層的支援体制整備事業」を活用し、行政が苦手とする分野横断的な連携を強化すべきです。
動物にまつわる危機管理体制
過去の避難時アンケートでは、動物との同行避難を希望する市民は多い一方、十分な準備ができていない実態が明らかになっています。
・ケージの準備
・動物用の食料
・トイレ環境の確保
避難所運営委員会における動物同行避難マニュアルの充実と、感染症予防対策の確立を求めます。
動物に優しい人が住むまちを目指して

動物にまつわる社会問題は、人の行動が原因で起きています。捨てる、虐待する、誤った飼い方をする。私たち人間が行動を変えなければ、問題は繰り返されます。
動物愛護センターに収容された一匹のワンちゃん。当初とても不安そうな表情でしたが、6年後、新しい飼い主のもとで撮影された姿は、穏やかで優しい表情に変わっていました。適切な飼養によって、動物は変わります。動物に優しい人が住むまちは、人にも優しいまちになると私は考えます。
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