ACTIVITY
活動内容
2025.09.01
未来の負担軽減
#地域の食とエネルギー
米と食料安全保障。主食から見える、食のリスク
主食である「米」は、私たちの命と暮らしに大きく関わっています。近年の米をめぐる騒動を通して、食の安全供給は決して当たり前ではないという現実が浮き彫りになりました。米騒動は、食料が安定的に手に入ることの尊さを痛感させる出来事であり、改めて「持続可能な農業のあり方」を考えるきっかけとなりました。特に、米が主食である日本にとって、その影響は非常に大きいものでした。
変化する日本人の食生活。「麦」への視点も不可欠に

米の生産確保は今後も引き続き重要です。一方で、現代に生きる私たちの主食は、気づかないうちに麦製品へと広がりを見せています。パンや麺類だけでなく、さまざまな場面で麦に支えられている現状を踏まえた取組も必要です。日本人の食生活の変化から「麦」にも注目が集まっています。
年間消費量
- 米:51kg
- 麦:31kg
自給率
- 米:100%
- 麦:17%
麦を使った食品と、見えにくい需要
麦は、私たちの身近な食の多くに使われています。
- パン・麺類(うどん・ラーメン)
- ケーキ・たこ焼き
さらに、普段あまり意識されていない分野でも麦は欠かせません。
- ビールや醤油の原料
- カレーなどのソース類
- スナック菓子
千葉市での麦栽培推進を

かつて麦は、日本の気候に合わないとされてきました。しかし皮肉にも、気候変動によって国内栽培が可能な環境へと変化しています。「麦は儲からない」と懸念されがちですが、実際には米の労力の約7分の1で栽培可能という特長もあります。汎用性が高く、今後の農業を支える作物として注目すべき存在です。
※小坂さとみは、麦と大豆の二毛作栽培を行っています。
麦を基軸とした地域循環型バリューチェーン

単に作って終わりではなく、地域全体で循環させる農業へ。農業生産者と地域産業が連携し、消費後の残渣を再び農へ戻すことで、地域内で価値を循環させる構想が重要です。生産・加工・流通・消費がつながることで、農産物の価値はさらに高まります。
「千(せん)」ブランドによる価値創出
単なる生産ではなく、地域循環によってバリューを高め、「千葉市の食」としてブランド化を目指します。「千(せん)」は、千葉市の事業者によって創られる食のブランドです。
農業と地域産業が連携し、市民の食と地域経済を支える仕組みづくりが求められています。
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